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2021-11-06 12:00:00

食品ロス削減につながる管理のヒント

 

食品ロスとは

「食品ロス」という言葉

今はだいぶ浸透してきたように思います。

食品ロスとは、まだ食べられるのに

廃棄される食品のことです。

 

日本の食品ロスの量は年間600万トンと推計されていますが(※1)

そのうち46%は家庭から発生しています。

食品ロスの半数近くは家庭で起こっているということです。

 

食品ロス削減推進法に基づき

10月は「食品ロス削減月間」

1030日は「食品ロス削減の日」となっていました。

 

今回は家庭での食品ロスを減らすために

すぐできるヒントをお伝えします♪

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そもそも大前提として

食品ロス削減に何よりも欠かせないことは

「食べきるという意識」です。

 

食べ物は食べるためにあります。

私も余ったら捨てればいいという考えを

まず捨てました。

その上で、食べきるためのコツを3つお伝えします。

 

1、買いすぎない

スーパーでは「新商品」に興味がわきます。

「広告の品」「大容量サイズ」はお得だから

買いたくなります。

 

さらに仕事家事子育て介護に忙しいと、

「あったら便利かも」「そのうち使うかも」

「とりあえず買い」が増えがちです。

 

でもその結果、ストックが増え、

あることを忘れてまた買ってきてしまう。

以前買ったのが賞味期限切れ…ということも。

 

そうなったら、明らかに

管理できるキャパを超えています。

買いすぎということです。

 

買いすぎを防ぐためにできることは

 

①買い物前に家の食品在庫チェック。

②家にある食品を優先して使う献立を考える。

③スーパーで商品を手に取ったら「今日本当に買わなければならないものか」を考える。

「これを買ったら全て食べきらなければいけない」という意識から買うか否かを考える。

 

特に④「全て食べきれるか」

という目線を持つことで

買うか否かきちんと判断できるようになりました。

 

安易に、なんとなく、とりあえず買わない。

私もこれらの買い方を今も毎回意識しています。

 

「野菜は少し割高でも1/4カットを買おう」

「お肉は1回で使い切れる量だけ買おう」

「家で作れそうだからこの調味料は買わなくていい」

「この量は使い切れないから小さいサイズを買おう」

 

など、本当に必要な食品の種類と量を

選択できるようになりました。

 

買う数と量が減れば管理しやすくなります。

結果食べきりやすくなり、食品ロス削減につながりました。

 

2、適切な管理

 「とりあえず冷凍すれば安心」

と思っていませんか?

 

肉や魚、野菜も生の状態での冷凍は、

2週間~1ヶ月程度での使い切りが

美味しく食べられる期間といわれています。

冷凍しても安心せず早く使い切りましょう。

 

私はとりあえず冷凍していくとどんどん増えて

気づけば霜がついて何を冷凍したのか、

いつ冷凍した物なのかもわからなくなり、

結果廃棄につながりやすくなりました。

 

使い切れないときは冷凍する量、冷凍する頻度、

そもそも冷凍しなければならないのか、

も考えてみましょう。

 

ちなみに私は冷凍すること自体を面倒に感じるうえ、

冷凍したら解凍するのも面倒に感じ、

結果永遠に出番が来なくて使い切れないタイプ。

 

もはや全く冷凍管理には向いていないとわかり()

定期的に買い物に行ける状況を鑑み、

今は生鮮食品を自分で冷凍することをやめています。

できない管理は無理にしないというのも方法の1つということです。

 

3、コーナー分け収納

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100円ショップのかごなどを使い

・乾物コーナー・缶詰コーナー

・乾麺コーナー・インスタント食品コーナー

などコーナー分けを明確にすると

何がどこにいくつあるのかわかりやすく

重複買いも防げます。

 

冷蔵庫も含め扉付きスペース内であれば

透明ケースの方が見えやすくおすすめですよ♪

 

 

人によってご家庭によって

適した管理方法は違いますが、

いずれにしても食品ロス削減には

「食べきるという意識」が土台です。

 

食品ロス削減はSDGs (持続可能な開発目標)でも

ターゲット項目として明記されています。

食品ロス削減は喫緊の課題ということです。

 

できるところから食品ロス削減を一緒に目指していきましょう!

 

※1農林水産省・環境省の「平成30年度推計」